ロンドン到着

最近、ロンドンへの飛行機の中で、海外ドラマなどビデオプログラムを観て過ごす事が増えています。
つい最近までNHKで放送され話題になったダウントンアービー。
英国貴族の20世紀初頭の移りゆく姿を描いたこの作品は、アンティーク好きの間で話題になりました。
私は出張や家事に追われて、なかなか毎週ドラマを観ることなどはできず、このダウントンアービーも細切れで観ていました。
最近、全日空では、シーズン1から3話毎に放映しており、シーズン2に入っています。
毎回飛行機に乗る毎にこれを観て、アンティークジュエリーの時代へ、タイムトリップし、仕入れ前に気分を盛り上げていきます。
例えば、このドラマの中でロングチェーンを目にする機会が多いため、最近はドラマに感化され、ロングチェーンを仕入れることが増えました。
また、今回、思いもかけずいい映画にも出会いました。
それはヘッドハンター・コーリング a family man
です。
この映画の大まかなストーリーは、仕事の数字ばかりに追われる男。
彼は仕事紹介つまりヘッドハンターを仕事とする父親。
ですがある時息子が白血病になり、自分の仕事、家族、人生、生き方を見つめ直し、新たな生き方を模索していくものです。
私も30代前半までは闇雲に仕事ばかりし、家族や周囲に目もくれず、迷惑をかけていました。
程度の差はあるものの、かつての自分を見ているようで、映画に引き込まれていきました。
映画にはシーク教徒の担当医や、ヘルパー、仕事先の人など心温かい人格者達との出会いで彼は変わっていきます。
いつもハリウッドなどの大作を初めに観るのですが、後から観たこうした映画がいつも印象に残る優作が多いです。
価値観はいろいろとあり、それぞれ生き方は異なります。その上で、生きていく上での大事な物を、優しさを教えてくれる映画です。
私も家族に支えられ、こうして海外へも出張に出れる事に感謝し、
さぁ買い付けしていきます!
狭い機内を出ると、ヒースロー空港にはいつもの顔見知りの地上係員の方がおり、何だかほっとします。
ヒースローエクスプレスに乗るため、ターミナルビルの自動ドアから一歩外に出ると、冷気が身体を包みます。
ヒンヤリとした空気が心地よいです。
エレベーターで地下におり、荷物を抱え、駅へと向かいます。
いつもどこかで工事をしているヒースローでは、途中動く歩道も止まっている中、荷物を押していきます。
事前にネットで予約しといたのもあり、割安にヒースローエクスプレスにも乗れます。
チケットもその場で荷物を抱えた中、購入する必要もないので、事前購入はおススメです。
ロイヤルブルーのようなLEDライトの照明の車内からはもう暮れかかっている夕日が見えます。
明日は早速ポートベロ。
今夜は中華を食べて精力を付けます。

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