ロンドン最終日

最終日。書類を全て作成し終え、今回購入した品々を鑑別してもらうため、ラパダのオフィスに向かいます。
最寄駅のフルハムブロードウェイに着くと、小雪が散っていました。
青空が所々のぞいている中、頭上だけを雲が覆い、雪が降ってきます。
お天気雨はたまにありますが、珍しいお天気雪です。
この冬始めてみる雪です。
雪は降り続くと大変ですが、いつも降り始めの時は、
あっ雪だぁ…とつい口に出てしまう。
美しさを感じます。
子供の頃から変わらず、何だか雪を目にすると嬉しくなってしまいます。
ラパダまでの道のり途中、駅から歩いて数分で英国プレミアリーグの強豪チームで・チェルシーのホームスタジアムであるスタンフォード・ブリッジが見えてきました。
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時間通りにラパダに到着。
ビルの受付のシステムがこれまではノートに記入するものだあったのが、タブレットに代わっています。
メールアドレスなども入力しなくてはならず、少し面倒ですが、仕方ありません。
警備の顔馴染みのお兄さんも苦笑い。
オフィスに着き、鑑定をしてもらいます。
鑑定士のお爺さんは、歳を重ね、随分と耳が遠くなってしまいましたが、90歳近くにもかかわらず、いつも元気です。
全てが終わり、皆で談笑している中、雪が降ってきた話をすると、今日から事務の女性の娘さんはスキーに行っているとのことです。
写真を送ってきたのでみせてもらうと、スキー場は大雪です。
この鑑定のお爺さん、未だにスキーを自分もやるとのこと。
大丈夫なのだろうかと、皆で驚きました。
次回の訪問の予約をし、ホテルに戻ります。
雪は止んでいましたが、風が強くなってきました。
ラナーと呼ばれるヨーロッパを回って月に一度くらいロンドンに売りに来る知り合いがこの日の午後に会うことになっていたので、彼のオフィスに向かいました。
繊細な仕事の20世紀初期のペンダントなどを求める事に。
もうお金もすっからかんで、鑑定等も済んでいるので、取り置きにしてもらいます。
次回2月に回収させてもらうことになりました。
その後急いでホテルに戻り、荷造りをし、ヒースローへと向かいます。
途中車の窓から真っ赤に燃える夕日が見えています。
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今回は始めはどうなるかと思ったのですが、無事良い仕入れをすることができました。
今日はクリスマスイブ。
皆さんも楽しく、幸せな一夜をお過ごしください。

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