ウィットビーへ

19世紀のジェットの産地として有名な英国のヨークシャー地方にあるウィットビーに行ってきました。

 

早朝、ホテルを5時50分に出発。

地下鉄を乗り継ぎ、キングスクロス駅に向かいます。

 

昨年、ハワースに行った時には痛恨の乗り遅れをしてしまいました。

その反省もあり、今回は出発の30分前を目指し予定を立てました。

 

朝6時頃というのに、すでに、地下鉄内は通勤客で混雑しています。

 

ロンドン市民も日本人と同じで朝からまじめです。

 

まずはダーリントンまで向かい、その後、ミドルスブラまで行きます。

ダーリントンへはロンドンから特急で2時間。

 

イギリスは日本と違い、二か月前などかなり事前に予約しておくと、当時使う料金よりも電車もはるかに安いです。

この日も一等車を予約したのですが、57.5ポンド。

 

日本円で8000円くらいです。

 

ちなみに、当日買うと同じチケットが4倍はします。

二等車でも、138ポンドなので、2.4倍。

 

事前購入がいかに安いかということです。

 

また、イギリスの一等車にはありがたいことに、軽食や飲み物が付いてきます。

 

特に朝は本格的な朝食が付いてきます。

ベーコン、目玉焼きかスクランブルエッグかポーチドエッグ、ソーセージ、ブラックソーセージ、ローストしたトマトやマッシュルーム、ポテト、ベイクドビーンズ(豆のトマトソース煮込み)、食パン、紅茶などのフル・イングリッシュブレックファースト。

 

その他、エッグベネディクト、この日はアボカドのローストサンドウィッチ。

 

わたしはこのアボカドを選びました。

 

ホテルではお味噌汁だけにしておいたので、列車が発車してから出されるこの朝ご飯は有難いです。

 

イギリスの地方へと旅される方は、事前にlner.co.ukやvirgin trainsのサイトから直接、ファーストクラスを予約し朝ご飯を楽しんでいただくのがお勧めです。

 

朝7時発と時間帯も早いこともあり、途中からも乗車もあり、列車はビジネスマンなどで満席となりました。

 

ガイドブックや本を読んでいるうちに、あっという間に電車はダーリントンに到着。

 

列車を降りると、もう6月半ばというのにかなり寒い。

ロンドンよりも5度以上は寒い気がします。

 

携帯電話で気温をみると、10度。

 

私以外はみなコートやダウンを着ています。

 

シトシトと降り続ける雨が寒さをさらに感じさせます。

 

30分程まっていると、次の目的地ミドルスブラへと向かう列車が入ってきました。

二両ほどの短い編成の列車は、電車ではなく、ディーゼル車でした。

 

ゴトゴトという音共に列車は雨の中を走っていきます。

 

30分でミドルスブラに到着。

 

随分と遠くまで来たものです。

 

ロンドンにいると、世界各地からの国籍の人や様々な人種の人集まるコスモポリタンの都市に自分がいるのを感じます。

 

けれど、ここまで来ると有色人種は自分だけで、周囲は皆白人のイギリス人ばかりです。

 

同じイギリスでも、ロンドンとは全く違った世界です。

 

さらに電車を乗り換え、ウィットビーへと向かいます。

 

 

 


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