金曜日、ロンドン市内の骨董屋さんをまずは回ります。
金曜日と言えば、かつてはバーモンジーマーケットの骨董市で朝4時くらいから懐中電灯を片手に掘り出し物を探したものでした。
けれど、最近はかつての規模の10分の1以下になってしまい、私もここ何年か行かなくなってしまいました。
バーモンジーをさぼったため、久しぶりに睡眠もたくさんとれ、体力回復。
アポイントを取っておいたロンドン市内のショップから回っていきましょう。
家族ぐるみの付き合いもある彼女とはお互いのこの夏のバカンスの話をし、さぁ仕事をしましょう。
1時間ほどかけて商品を選びます。
まだ時期が早いですが、事前に連絡をしておいたので、商品を集めておいてくれました。
いつもながら、助かります。
次のアポイントを取っておいたお店の店主も連絡をしておいたため、夏で物の動きがあまりない中、商品を取っておいてくれました。
有難いです。
彼女のとこらからも順調に商品を購入することができました。
そろそろ両替屋も開くことかと思い、両替屋に向かうと、
なんと!
「今日一日はお休みにしています。」
と張り紙が!
これは困った。
仕方なく、もう一軒の両替屋に電話してレートを聞いてみます。
この両替屋、以前は仲の良かったインド人がおり、表示されているレートよりもかなり良い特別レートで両替してくれていました。
しかし、その彼が何か不祥事を犯してしまったそうで、首になってしまいました。
その後、最近はレートが街中の普通の両替屋とかわらなくなってしまい、
今日も、仲値にプラス6円強。
仕入れで大金を両替するには痛いです。
それはないだろう・・・と、心の中で呟く。
最後の手段で、地下鉄を乗り換えて、遠くの両替屋に行くことにしました。
この両替屋を頻繁に利用している現地のディーラーに頼み、一報を入れてもらいます。
電車に乗って、40分程で到着。
電話を友人が入れておいてくれた旨とそのレートを伝えると、
来ていたレートよりも1円高いことを言ってきます。
「いやいや、さっき話していたレートより高いじゃないか!」
と言いますが、
「レートは時間ごとに変わっていくんだよ。」
と。
交渉して0.5円高くなったのを受け入れました。
それでも、先ほどのレートよりは2円ほど安いし、
明日はポートベロー。
早朝からキャッシュが必要となるので仕方がありません。
店舗ではクレジットカードも使えますが、未だにマーケットではほとんど現金しか使えません。
もちろんどこでも現金が一番安くしてくれます。
両替すると分厚いポンドの札束が積み重なります。
これを体中に巻くと、ずっしリ重くなります。
さらにまだまだ気温もそれほど下がっていないので、札束を待つと暑いです。
予想外に時間をくってしまったので、
急いで次のアポイントに向かいます。